断捨離で自己分析|捨てる物から「買い物と判断の癖」を見つける方法

断捨離

断捨離をしていると、

「どうして、こんなに使っていない物を残していたんだろう」

と思うことがあります。

捨てるときに、

  • なぜ買ったのか
  • なぜ使わなくなったのか
  • なぜ残していたのか
  • なぜ今回は手放せたのか

と少し振り返ってみると、その物だけでなく、自分の買い物や判断の癖まで見えてくることがあります。

私は現在、毎日1つ物を手放す「1日1捨て」を続けています。記録を重ねるうちに、断捨離は物を減らすだけでなく、過去の自分の判断を振り返る機会にもなると感じるようになりました。

1日1捨てを始めた経緯や、21日続けて感じた変化については、こちらの記事にまとめています。

この記事では、実際に手放した物を例に、断捨離の記録から見えてきたことと、自分でも試せる4つの質問を紹介します。

捨てる理由を考えていたら、その前の判断が気になった

1日1捨てを始めた頃は、単純に家の物を減らすことが目的でした。

一気に片づけようとすると続かなかった経験があったので、「毎日1つならできるのでは」と考えて始めたものです。

私は手放した物を写真に撮り、Threadsにも記録しています。

最初は「今日はこれを捨てました」と記録するだけでもよかったのですが、それだけでは自分でも面白くありません。

そこで、

「そもそも、なぜこれを買ったんだろう」

と考えるようになりました。

すると、「捨てるかどうか」よりも、その物が家に入ってきてから今日までの経緯の方が気になってきました。

買ったときには必要だと思っていた。

でも、いつの間にか使わなくなった。

それでも何かの理由で残していた。

そして、今日は手放すことができた。

一つの物について考えるだけでも、その間に自分が何度も判断していることが分かります。

「買った理由」と「残していた理由」は違う

特に印象的だったのは、物を買った理由と、その後ずっと持っていた理由が必ずしも同じではないことです。

買ったときには、

「便利そうだから」
「必要だと思ったから」
「お得だったから」

という理由があったはずです。

ところが、使わなくなった後も残している理由を考えると、

「まだ使えるから」
「そのうち使うかもしれないから」
「高かったから」
「捨て方を調べるのが面倒だから」

と、別の理由に変わっていることがあります。

つまり、

買う判断と、持ち続ける判断は別のもの

なのだと思います。

この違いに気づいてから、断捨離するときに「なぜ買ったか」だけでなく、「なぜ今まで残していたか」も考えるようになりました。

半年分のレシートで気づいた「あとでやる」

分かりやすかったのが、家計簿に入力するつもりで残していたレシートです。

私は家計簿をつけるために、レシートを保管していました。

ところが、入力を後回しにしているうちに、かなりの量が溜まりました。

レシートそのものに思い入れがあるわけではありません。

使う物でもありません。

それでも捨てられなかったのは、

「そのうち家計簿に入力する」

という予定が残っていたからです。

今振り返ると、手放しづらかったのはレシートではなく、まだやるつもりだったことだったのだと思います。

捨てることは、家計簿への入力を諦めることでもありました。

ここから、

「自分は『あとでやる』と決めたことを、未完了のまま長く残しやすいのではないか」

と考えるようになりました。

断捨離をしていなければ、単に「レシートが邪魔だった」で終わっていたかもしれません。

でも理由を考えることで、物ではなく自分の行動の癖が見えてきました。

使い切れなかった調味料から、買い方を振り返る

冷蔵庫を整理したときには、使い切れないまま残っていた調味料もいくつか手放しました。

買ったときには使うつもりだったはずです。

ところが、使う頻度が低かったり、冷蔵庫の奥に入ったまま存在を忘れてしまったりしていました。

そこで気になったのが、

「これは本当に、自分が使い切れる量だったのか」

ということです。

大容量の方がお得に見えることがあります。

安くなっていると、つい買いたくなることもあります。

でも、最後まで使えずに捨てるなら、本当に得だったのかは分かりません。

最近は価格だけでなく、

自分が把握できる量なのか、使い切れる量なのか

も買い物の判断材料になるのではないかと考えるようになりました。

まだ、これで実際に食費が減ったとまでは言えません。

ただ、捨てた物を振り返ることで、次に似た物を買うときの見方は少し変わっています。

「まだ使える」と「自分が使う」は別だった

1日1捨てを続けていると、壊れた物だけを捨てるわけではありません。

まだ十分に使える物もあります。

以前の私は、

「まだ使える」

というだけで、かなり強い「残す理由」になっていました。

でも、よく考えると、

物として使えることと、自分が使うことは別です。

何年も使っていないのに、「まだ使えるから」と残している物があります。

逆に、多少古くても日常的に使っている物なら、手放す必要はありません。

この違いを意識するようになってから、

「これは使えるか」

だけでなく、

「私は実際に使っているか」

を見るようになりました。

物の状態ではなく、自分との関係を見るようになったとも言えます。

使わなかった物には「こうなりたかった自分」も残っている

物を振り返っていると、買った当時の自分が想像していた生活が見えてくることもあります。

「これがあれば、こういうことをするだろう」

「そのうち、こんな生活をしたい」

そんな期待を込めて買ったのに、結局ほとんど使わなかった物。

それは単なる買い物の失敗ではなく、

想像していた自分と、実際の自分とのズレ

を表していることがあります。

私はこれが、断捨離を記録していて面白いところだと思っています。

自己分析というと、性格診断をしたり、自分の価値観について考えたりするイメージがあります。

私はこれまで、ChatGPTとの対話を使って、自分の考えや違和感を掘り下げる自己分析も試してきました。自己分析の記事はこちらからどうぞ。

でも、家にある物も過去の自分が実際に選んだ結果です。

お金を払い、家に持ち込み、使ったり、使わなくなったり、それでも残したりしています。

「自分はこういう人間だ」と考えるだけでなく、

実際に自分が取った行動の跡から、自分を見ることができる。

断捨離を続けるうちに、そんな見方をするようになりました。

記録すると、似た理由が何度も出てくる

一つの物だけでは、それほど大きな気づきにはならないこともあります。

でも、毎日記録していると、似た言葉が何度も出てきます。

「そのうち使うと思っていた」

「まだ使えるから残していた」

「捨て方を調べるのが面倒だった」

「あとでやろうと思っていた」

違う物なのに、残していた理由が似ています。

そうなると、その物だけの問題ではなく、

「自分はこういう場面で判断を先送りしやすいのかもしれない」

と考えられます。

逆に、何度も使い切っている物や、買ってよかったと思える物を見れば、自分がお金をかけて満足しやすいものも見えてくるかもしれません。

物を一つずつ見るだけでなく、記録を横に並べて共通点を見ることで、自己分析としての面白さが増してきました。

捨てるときに使っている4つの質問

同じことを試すために、SNSへ投稿する必要はありません。

何か一つ手放すときに、次の4つを考えるだけでも十分です。

  1. なぜこれを買った?
  2. なぜ使わなくなった?
  3. なぜ使わないのに残していた?
  4. なぜ今日は手放せた?

スマートフォンのメモでも、紙でも構いません。

何個か続けてみて、同じような答えが繰り返し出てきたら、それが自分の買い方や判断の癖を考える手がかりになります。

大切なのは、

「こんな物を買った自分はダメだった」

と反省することではないと思っています。

次に似た物を買おうとしたときに、

「前にも同じ理由で買って、結局使わなかったな」

と思い出せれば、それだけでも次の判断材料になります。

これで本当に買い物が変わるのかは、まだ分からない

1日1捨てを続けていますが、まだ結論が出ていないこともあります。

この記録を続ければ、本当に無駄な買い物が減るのか。

捨てるか迷う時間が短くなるのか。

家にある物を、自分の目が届く量まで減らせるのか。

結果として節約につながるのか。

そこまでは、まだ分かりません。

今のところ確かに感じているのは、

捨てる物について少し振り返るだけでも、過去の自分がどんな判断をしてきたのかが見えてくる

ということです。

だから、これからも1日1捨てと記録を続けてみようと思っています。

まとめ|捨てる物には、過去の判断が残っている

断捨離を始めた頃は、家の物を減らすことしか考えていませんでした。

でも、

なぜ買ったのか。

なぜ使わなくなったのか。

なぜ残していたのか。

なぜ今なら手放せるのか。

と考えていると、物だけではなく、自分の判断の仕方が見えてきます。

家にある物は、過去の自分が選んできた結果でもあります。

ただ捨てるだけでも家は片づきます。

でも、少しだけ理由を振り返ってみると、その物から次の買い物や判断に使える材料を拾えるかもしれません。

次に何か一つ手放すときは、

「なぜ私はこれを持っていたんだろう?」

と考えてみてください。

物が一つ減るだけでなく、自分について一つ分かるかもしれません。

実際に何を手放し、なぜ残していたのかは、Threadsで毎日写真付きで記録しています。

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30代会社員のskip(スキップ)です。
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